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思わず絶句した夏風馨です。
こんばんは。
タタル先生がとんでもないことを言いました。
「頑張って、自分の爪跡をしっかり残したいと思います! 」
思わず全力で振り返ったさ。
絶句したままタタル先生を見て、彼の目が本気なのを確認。
「……うん、残すのは足跡にしてほしいかな」
タタル先生は違いが解らなかったらしい。
私の中で爪痕っていうのは災害の時とかの惨状に使われるイメージ。
そうじゃない場合って言ったら、女が男の背中に残すものですよ(違)。
まぁ彼は意固地になって爪痕を残すと言っていたが……それって変な伝説になって残るから。
今までの歴代研修医の中でもそう言うのあるから。
因みに私の場合は、初めての演題発表に遅刻したって言う伝説が。

タタル先生とくまモン先生は私より年下。
数か月前まで学生だった彼らは会話の端々が若い。
本当に若い。
と言うか、こう言うのがいわゆる「若さってやつか……」なのだと思うくらい。
あの子が可愛いだの、あの人とあの人はデキてそうだの。
笑顔で下ネタが飛び交っていたり。
果ては私とY先生の関係が誤解されたまま展開されていったり(あらぬ方向へ)。
思わず笑顔で言ってしまった。
「君達若いねー良い意味で馬鹿だねー」
能力的ではなく、会話が馬鹿馬鹿し過ぎる。
更に言えば若い男の子の会話ってこんな感じなんだなーと思わされる訳で。
最近、とみに若くない男の人と一緒にいたせいで忘れていた。

患者さんが昨日突然誤嚥したせいで、絶食補液管理して採血したらとんでもなく電解質狂ってて補正に勤しんでいる今日この頃。
流石に病棟上がって数日のタタル君には何もできないので全て私にコールが。
あーもう!
因みに信楽焼先生に電話で相談したら、何かあったらY先生が助けてくれるとのこと。
「夏風先生の困ってる顔を放って置く訳がない」
うーん、助けてくれる基準はそこじゃないと思う。

ちょっとぐったりしてきた。
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