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今日、後輩から思わぬプレゼントを貰って嬉しくて堪らない夏風です。
何て可愛い後輩を持ったんだろう、私。
女の子から可愛い物を貰うと本当に嬉しくなっちゃいます。
思わず一緒に帰った後輩にたい焼き奢っちゃうほど上機嫌でした。
因みに自分を頼ってくる子にはとことん甘くなってしまうのが私の欠点かもしれません。海老じゃなくても困ったような表情で頼んできたら絶対に私が釣れます。

放課後にN準教授(一般に言う助教授)のところに行き、某大先輩が病理のTAをしたいと仰っていた旨を話しに行きました。
「N先生いますか~? 」
「はいはい……あっ、君か! TA受ける気になってくれたか!? 」
「あ、ええ、やりますよ(笑)」
てか、私は断る気なぞ元からありませんでしたが何か?
そう思いつつも、自然な流れを作る風をしつつドクターKの話を切り出す。
「で、その話を××先輩に話したら、やりたいって言いまして……無給でも良いそから」
この手の話は二度目。
一度目は敗戦しておりますので。
「だからさぁ、研修医のバイトは……」
「もう卒3です」
研修は2年なので、研修医ではございません。
「あ、そっか。で、今彼は何処なの? 」
「ここです」
医者のバイトは良くないんだよ、と言う先生をジッと見つめる私。
「ですからお金は要らないって」
ここを強調します。要は先生が一番困るのは本学附属病院勤務の医師がバイトをしたって事で問題になる事なんですから。
「まぁゲストって事なら呼んでも良いけど……だって××って言ったら、えっと……××だろ? 」
しばらく考えるN先生。恐らく学生データベース(脳内内蔵)
「ああ、Y高校出身の……奴か」
「はい。その奴です」
「解った。ゲストでなら」
勝利。
と言う訳で、ごめんね、先輩。やっぱりお金は取れないと思ったので無給になっちゃった。
でも、取り敢えずこれでまた先輩の仕事をしたんだからちゃんとお寿司(回らない)奢って下さい。
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