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2011/03/31 21:14

今日で最後。
声が変わって誰だか解らなくなってしまった夏風馨です。
こんにちは。
はっきり言います。別人です。
自分でもびっくりするくらい声が違う(笑)!
そして、最終日だから逆に仕事がなさ過ぎだし(入院もらえないし)、更に言えばこの声の出なさは半端じゃない。
こんなハスキーボイスじゃなかった。

今日で研修医1年目も最後です。
寧ろこの道東の街で暮らし始めてちょうど1年です。記念日です。ぱんぱかぱーん☆
そして明日からは正式に先輩になる訳ですよ。
信じられないよね。
結構不安です。研修医の先輩に色々教えられた訳でないので(苦笑)、どう教えたらいいの、から始まる不安。
そして声は戻るのか的な。

果たして自分がこの1年でちゃんと成長できていたのか……それが一番の不安です。
ともかく、明日からは内科です。
一般内科研修医になります。外来も持つし主治医になるようです。
某ギネ部長からは動機が不純だと勘違いされていますが、全く最初からそのつもりだっただけです。
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人の言葉で一喜一憂する夏風馨です。
こんにちは。
よく誤解されがちなのは夏風は強い子だから何を言っても大丈夫みたいなところ。
意外と夏風は打たれ弱いのです(笑)。
でも、それを表に出さないだけで。
結構心は繊細なの(自分で言うな)。

ツイッターにて血型について議論されている時、長らく親友(片想い)の九竜女史の血型を間違っていたのを思い出した。
彼女はB型なのだが、ずっとA型だと思っていた。
そんな彼女に言われた言葉の中で今でも残っているものが急に思い出されたので書き起こしてみた。

☆高校時代
「なっちゃんはさー黙っていれば美人なんだから、黙っていれば彼氏できるよ。しゃべったら終りだけどね」
今風に言うと、大切なので二回言いました、ってやつですか。
彼女にとってどこまで私に黙ってほしかったのか。
今でも忘れられないし、黙っているべきか常に悩む。

☆大学時代(入学した頃)
「ちょっと、なっちゃんは美人なんだからちゃんとお化粧くらいしなよ! 」
高校でもそうだが、彼女の中で一応私は美人に分類されたらしい。
当時遠距離通学で余裕もなく、また本気でお化粧とか興味がなかったからね。
でも、髪型とか少し気にしだして、縮毛矯正を初めてしたら彼女に気付いてもらえなかったんだよな。

☆大学時代(4年くらい)
「お化粧しろとは言ったけど、なっちゃんってお化粧したら派手になるんだね」
酷い!
もう、何て言うか色んな意味でどうしたら良いの。
友人宅に泊まらせてもらった時のことだが、これは何と言ったら良いのか……。
お化粧しなよと言われて意識的にするようになった私が、いざ彼女の前でしたところで彼女にダメだしと言われるとか。
より一層凹んだ。
彼女にクレーム付けられないために色々化粧に工夫をしたのだが……その時点で大した化粧をしていなかったんだけどな。
薄化粧なので。

私は実のところ彼女の言動にかなり影響されてきた。
言われると、次逢う時には彼女に同じことを言われないようにしなきゃとか思ってた気がする。
意外と気にする性質だからさ(笑)。
高校時代は普通にショック受けたんだけどまぁどうしようもないので(しゃべるのやめたら死にそうだった)。
でも、彼女のことが好きだからきっとショック受けたり直そうと思ったりするんだろうな。
多分今まで付き合った男性よりも強力な発言力だったと思う。
彼女とは絶対に友達になんかならんだろうと思ってたのに、気付いたらなくてはならない友達になっているのですよ。
方向性も全く違うのにさ。
第一印象で、この人とは友達にならないだろうと思ってても人生は解らないものです。
因みに彼女も同じようなことを思っていたようなので、文芸部に入ってなかったら本当に繋がらなかった縁だなぁと。
人の縁って大切ですよね。
きっと彼女は私の運命の人の一人なのです(片想いだけど)。


で、おまけ。
「なっちゃんに子供が生まれたら、その子で遊ばせてね」
遊ばせてねって(笑)。
自分は子供作る気ないから、私の姉として(誕生日的には私が姉だと思うが)、伯母的立場で可愛がってくれるみたいなことを言っていた。
色んな意味でどうなの(笑)。
そんな、私の親友なのです(片想いだけど)。

……あ、黙っていられないから彼氏ができないのか(笑)。
ちょっと休んで回復した夏風馨です。
こんばんは。
朝声が出ず、咳嗽+鼻汁、頭痛と言う状態に凹みましたが今は咳嗽と鼻汁は一段落しました。
現在残っているのが軽度の鼻汁と頭痛です。
頭はズキズキしている(笑)。

実は昨日、小児科でご飯を食べに行ったのだけれど、途中で気持ち悪くて少し吐いた。
今朝は何も食べられずに出勤。
しかも声が掠れて出ない。
そんでもって、まぁ昨日も言った通り居場所がない訳で、研修医室で少し休んでいたのだけれど……昼食は抜きになった。
それなのに一向にお腹が減らず。
結構最近食欲旺盛だったから、自分が心配になってしまった。

そんなこんなで、一日が過ぎたと言う……小児科の感冒は恐ろしいですよ。
だってこの1ヶ月は感冒と闘ってる方が多かったもん。

ちょっと休むと良くなっていくのは私の若さの勝利なんだろうか……?
居場所がない夏風馨です。
こんばんは。
小児科は入れ替えの時期なので研修医は居場所がないのです。
困ります。
だって、新旧入り混じったらそりゃもうぐちゃぐちゃだし。
勉強する場もない。

お昼に何故か遭遇したY先生は不機嫌だし。
これは何かもうどうしたと思うくらい不機嫌な訳ですよ。
否、多分普通に見たらあんまり変わらないんだろうけど不機嫌だったのよね。
本人は隠そうとしてるんだけどさ。
そんな中、麻酔科へ挨拶へ。
麻酔科の父(外科的設定)は先に異動されたのですが、兄(外科的設定)はまだ残っている訳です。
でも、恐らく今日明日じゃないかなと思い挨拶に行った訳です。
取り敢えず握手をしてお別れいたしました。
「Yさま、新聞載ってたじゃん」
新聞は知らなかった。
と言うか、様付?
朝、新聞を見てびっくりしたらしい。
その後、変なトークをしてしまいましたが……最終的に何言わすんですか、状態でした(笑)。
良いんですけどね。
そんなH先生のこと、大好きでしたから(笑)。

夕方、どうも帰着報告会なるものがあるとのことで向学のために参加。
現状の写真とかと共に発表されたのだが。
そんな中、まぁ勿論班長であるY先生も報告をしていた訳です。
普通に報告までは良かった。
記者さんが質問してきたのね。で、まぁY先生が答えるんだけど何か違うぞと言う空気に。
「……質問は何でしたっけ」
流石に気付いた……が、ここで人の話を8割聞き流すスキルを発動しちゃ駄目ですよっ!
その後の回答が妙に笑顔が作り込まれていて気持ち悪かったとか口が裂けても言えないです。
だって、あの笑顔はちょっと……普通に笑ってください。

仕事後、偶然F先生に逢った。
「お蔭で引っ越しも終って、今ホテル暮らしなのー」
「そうですか……」
彼女がいなくなると本当に寂しくはなります。
私がこの職場でやってこれた4割は彼女のお蔭です。
最初は7割くらいだったんだけど、だんだんY先生の方がやったら過ごす時間が増えてきて比率下がった。
「ね、Y先生のことで何かあったら逐一報告してね」
返信はないだろうけど。
「何かって……」
「あの小心者のおじさんが何かしてきたら」
言いたい放題ってこういうことを言うんだね、きっと。
色々同情した。
「わ、わかりました」
「期待してるから」
だから、何を!
「でも、外来やるんでしょー? 」
「うん」
「ま、でも、Y先生が助けてくれるよ」
それは無理。外来日がY先生の検査日だから(笑)。

で、内科医局の前を通ったら電気の点け方が中途半端な状態になってて消し忘れかなと思ったらY先生がいた。
「何でこんな点け方してるの? 節電ですか? 」
「別にたまたまじゃない? 」
小さいことを気にしな過ぎな男である。
「あっそ。で、何してるんですか」
どうも院内ネットの設定が変わったから変更しているらしい。
「これを機に動かなくなったらどうしよう」
「買えば良いじゃない」
そもそも20世紀のもの(らしい)をまだ使ってることが脅威。
私がパソコン新調した話と共に、値段の話とか色々した訳だが。
「そんなもんで買えるんだーでも、俺、困ってないしなー」
今困ってるんじゃないのか(笑)!?
「別に我慢すれば使える」
その我慢ができるあなたを尊敬すべきですか、私は。
「後ね、ウォークマンも買った」
「え、ウォークマンってまだあるの!? 」
寧ろ、その返しに驚いたよ。
で、持っていたウォークマンを見せてあげた。
「こんな小さくなってるの!? 俺の知ってるのはこんくらいの……」
「カセットウォークマンでしょ? 私も持ってたもん」
そう、実はウォークマンは今までSONY以外買ってません。
「時代は進んだんだね」
お前は浦島太郎か。
思わずツッコミを入れたくなったが、グッと堪えた。
このままだと漫才になってしまう……。
「ま、そのパソコンは取り敢えず更新を待つなら電源切れるの待たないで帰って良いんじゃない? 」
と、私が助言し帰ることに。
私の靴を見ていつもと違うと思ったらしい。
「きょ、今日のは大人の靴ですよ! この間のがたまたま子供靴だっただけなんだから! 」
いつも私の靴を見て、子供靴じゃないのとツッコんでくるY先生。
「そう? 」
「そうですよー子供靴だったらこのサイズは意外とないんだから! 」
22.5㎝だったら女性的にちょっと小さめくらいシンデレラサイズじゃないもの。
手も小さいが足も小さいため、事あるごとにからかわれている訳ですが。
「夏風先生の靴って大人っぽいのないんじゃないの? 俺の記憶では、ない」
アンタの記憶なんかあてになるか!
寧ろ、何故今日いつもと靴が違うと気付いたのだろう。
意外と見てる……??
「とにかく、このサイズって大人的には小さめだから種類が少ないし、子供的には大きいから種類が少ないの! 中途半端なんだからっ!! 」
どんな自慢。
あんまり胸を張って言ったせいか、Y先生にはすっごいウケたらしい。
自然な笑顔だぞ!
今日の会見でもこれくらいの笑顔が良かったんだよー(好感度的に全然違う)。
「はいはい……じゃ、おやすみ」
「おやすみなさい」
笑いながら帰っていく後姿に捨て身の笑いを取った甲斐があったと感じた私はドMです。

良いのです。
他人を笑顔にするって、すっごく良いことだから。
ジンギスカンとカニと言う謎の組み合わせな夕食だった夏風馨です。
こんばんは。
ジンギスカンは昨日の予定が、Y先生の希望で今日に順延したのだ。
で、カニはY先生がもらってきた。
流石に一匹まんま来たらどうしようかと思ったら、脚だけだった。ちょっと安心。
で、私がジンギスカン焼いてる間に手持無沙汰だったらしく、突然一言。
「俺、カニの身取ってるよ」
積極的にお手伝いしてくれた(笑)。
と言うか、今日もわざわざ私があげた服に着替えてくれた模様。
嬉しいんだけどね……律儀な兄さんだ。

さてさて。
そんな訳で、帰還したY先生と音楽番組観ながらジンギスカン。
ところが、いつもと違って食が細い。
「どしたの」
「えー何か太りそう」
この期に及んで何を言う。
いつも我が家の米消費の半分以上なんじゃないかってくらい占めてるくせに(事実)!
「じゃあ、お肉もう1回焼いても食べないか」
「無理……」
まぁ実はその時、これは太りそうとかいう自制じゃないなってのは解った。
無理、って言葉は自制心の言葉じゃないもの。
で、黙々とカニの身取ってる訳。
「先にお肉食べたら……冷めるから」
「あ、うん」
何故か無心になってカニの身を取る姿はちょっと可愛かった。
本人に似合ってると言ったら、否定された。
一人だったらこんなことはしたいと思わないらしい。
……で、ここに持ってきたか(笑)。
「ほら、食べな」
「うん」
「カニじゃなくて、エビが好きなんだよな」
「別にカニだって好きですよ。エビには負けるけど! 」
好物は覚えてるのか。
Y先生の覚えてる基準が解らない。

そんな先生が一番喜んだのが味噌汁。
「この味噌汁、美味いな!」
性懲りもなく喜んだ自分が憎い。
そうですとも、私は味噌汁を褒められると喜んでしまうんですよ(以下割愛)。
「ありがとうございます。前もそう言ってくれましたよね」
「そうだっけ? 」
「……まっさらな気持ちで喜んでくれて結構ですけど」
前も今回も恐らく無意識に褒めてくれたらしい。
一番良いことだけどね。
お世辞じゃないってことだから。

で、何故かCMで流れる月9の予告を見る度に人の名前を揶揄してくるという。
夏風の本名なのよ。
その度に「ほら呼んでるよ」だの「今風の名前で良かったね」だのツッコミが多い。
もう全然会話には乗ってこないくせに。
しかし、その、いきなり下の名前で呼び捨てにされるとドキリとするのでやめてください。

私が色々話を振っても大した反応もなく、いつもみたく笑ってもくれず。
困ってしまったが、人の困った感は無視して2時間テレビを観て帰って行ったと言う。
今日の会話なんて絶対に憶えてないと思う。
「肉体的には全然楽だった」
って言ってたけど、こう返すべきか悩んだんだよね。
「じゃあ、心は? 」
思うに、周りには何食わぬ顔で振舞っていたけど、精神的にはかなり参ってたんじゃないかな。
表情があんまりないとか色々言われてるけど、Y先生はあれで意外と繊細だから。
あんまりにも表情硬いままが続くようなら何とかしてないと!

しかし、私が内科に行くことすっかり忘れてたらしいのが一番驚いた。
「私、金曜日からまたお世話になります」
「えええっ!? 」
他人の話を8割聞き流す男は時折とんでもない情報を忘れているらしい。
好物は覚えてたのにー。
ネギ背負って歩いていたら食べられるよと注意された夏風馨です。
こんばんは。
私はカモじゃありません。
食べてもおいしくありません。
買い物帰りに研修医室に寄ったら信楽焼先生に笑われた訳ですよ。
で、今日がジンギスカンだって言ったらY先生に食わせてやれ、温かい物食いたいだろうからと言われた訳ですが。
……みんな私を何だと思ってるんだ。
でも、肉を二人分買っておいた自分が憎い。

どうでも良いが、私を見て開口一番にY先生が帰ってきたよと教えてくれた皆さん。
そこまで私気にしてなかったと言うか……うん、バスを見たから知ってた。
で、内科医局でちょっと作業をしていたら後ろから慣れた空気を感じた。
「帰ってきたよ」
「あ、お疲れ様です……おかえりなさい? 」
何故か疑問形。
「ただいま……これ、お土産」
「何これ。六花亭じゃないですかー絶対お土産じゃないでしょー」
そもそもお土産がある方がおかしい。
「……余った」
色んな先生や看護師さんからお菓子とかもらったらしいが余ったらしい。
でも人の厚意の産物をこんなひょいっとあげるのか!?
「あ、そう」
いつもと変わらな過ぎる。
流石と言うか……飄々としてるなぁ。

最近、ACのCMで流れる『「心」は見えないけれど「心遣い」は見える』と言う詩の一節。
何故か突然母が電話口で暴走しました。
「心」は誰にも見えないけれど
「下心」だけは見える

ごめん、それを言われた娘はどうしたら良いの。
時折母はとんでもないことを平然と言います。
でも、それを聞いた瞬間何故か2年くらい前にボスから言われた言葉を思い出した。
「下心なしに優しくする男なんていない! 」
すみません、男の人にそれを言われた私はどうしたら良いんですか。
あまりに目が真剣だったのでツッコミ損ねた。
それにしても、あんな声高らかに言わなくても良いと思う。
……しかも2人でご飯食べてる時に(笑)。
それが私が就職する時の贈る言葉みたいなもんでしたから。おいおい。
因みに贈る言葉的なものでの衝撃は違った意味でこれ。
「夏風さん、変な男に引っかからないでくださいね! 」
ごめん、それどういう意味(笑)?
誰が言ったかは言わないけれど、部活の後輩から真剣に言われました。
彼女は真面目な方なので本気でした。冗談とか言いませんから(笑)。
逆に衝撃度が高かった。
でも、つまり、総じるとですね……周囲は私が
うっかり優しくされて下心に気付かず変な男に引っかかる
と思っている訳ですね。わかります。
何故だろう、これを強く否定できないぞ。
私って下心には多分いつも気付いてないと思う。
だからこそのフラグクラッシャーなので。
立つフラグ立つフラグを片っ端からへし折るので、余程のことじゃないとフラグは成立しません。
急展開過ぎて折れなかったフラグが成立した気がします。
まぁそれまでのフラグに気付かず、折り続けてても相手が更に立て続けた場合に成立するくらいの勢い。
自分で立てたフラグも気付かずバッキバキにする。
それがフラグクラッシャー夏風。

……うぅん、それで良いのか?

2011/03/25 20:14

北海道上陸
昨夜から脚に力が入らない夏風馨です。
こんばんは。
朝は手先に力が入らず、本気で怖くなりました。
まだ少し痺れてるけれどだいぶ回復したと思う……慣れた訳じゃない筈。
でも、無理して歩いたせいか腰痛がひどい。
食欲も落ちたし、流石にどうなのと思った。
歩くのが辛いし階段が怖かった。
ってか、赤ちゃんの診察なんか怖くてできない。
流石に今日は一度だけエレベーターを使わせてもらいました。
部長回診中、本当に辛かった……何て言うか気力って大切だよね。

お昼頃、たまたまいつも使わない階段を下りて外来の近くを通ったらY先生の信奉者のおばあちゃまに再開。
「あらあらあら! 」
捕獲されました。
どうも帰ってからは元気に生活できているそうで何よりでした。
「私ね、先生に逢いたかったの」
Y先生はどうしたよ。
「Y先生に逢いたいんだけれどね……今日はいる? 」
「今日はいないんですよーまだ被災地にいるから」
すっごく残念そうになりましたよ。やっぱ本命がいないとね(私はキープ)。
「明日には帰ってくるんですけどね」
「でもね、帰ってからも夏風先生のこと思い出してね……下の名前は馨さんっていうの」
そこ、今確認するところ!?
感慨深げに何言うかと思ったよ……しかも『馨さん』って呼ばれた瞬間お姑さんな雰囲気が漂ったよ?
「Y先生をよろしくね……次の外来の時には内科でしょ? 報告しに行くから」
否、そんなお気遣いなく。
そして、Y先生を押しつけないでください(笑)。

食堂にてアニー先生に遭遇。
多分もう会うのも最後かもなぁなんて思って挨拶したら
「Y先生に連絡したんですか? してないんですか!? 」
もう冷徹の極みみたいに言うから反論してみた。
「被災地で頑張ってる人にメール送ってあげたって、届くか判らないし、それにそのメールに割く時間があったら休んでもらいたいじゃないですか」
「でも、もう帰ってくるところじゃないですか」
うううっ!
「ま、まぁ、そうなんですけど……私とY先生は必要最低限の会話で成り立ってますから」
つまり今メールは必要ないと思っている。
「否、それはそうですけど、僕が単に心配なだけで」
「だったら先生が送られたらよろしいじゃありませんか! 」
「それが苦手だから先生に頼んでるんじゃないですか」
乙 女 か !
「……解りました。連絡してみましょうか」
そんな訳で、携帯からメールしてみた。
30分くらいして返信が。
「いまから北海道上陸します」
台風か……っ!!
見た瞬間、全力でツッコんだ(笑)。
アニー先生が心配してるとかそう言う行を全て無視して、上陸宣言ですよ。
嗚呼、いつものY先生だ。
無駄なまでに自信があって、人の話を8割聞き流すY先生だ。
これだけ字面にするとすごく傍若無人に見える。
しかし、そんな人ではなくて穏やかかつ気遣い屋だったりする……静岡県民だからか?
聞き流す割には他人の話を覚えているし……本当にどうでも良いことを覚えてる。
私の母親の生まれた場所とかさ。
で、脱線したけれど確かに海を渡って降り立つのは上陸だよね。
間違いじゃないとは思うが……上陸って自分でなかなか言わないと思う。
そして、アニー先生の言葉が全無視なので同報告すれば良いのか(笑)。

2011/03/24 20:41

医薬品の被害
別に打率は多分月並みだと思う夏風馨です。
こんばんは。
打率って漢方診療についてね。野球じゃないよ。
確かに今までのコンサルトした症例の打率は良かったけれど。
それは偶然だと思っている。
ええ、偶然です。

ちょっこし真面目な話。
色んな所に被害が及んでいる今回の震災ですが。
ご多聞に漏れず私の職種でも資材が足りない事態になっている訳です。
特に北の大地は物流がストップしたため地味に大変です。
ガイドワイヤーが備蓄が切れたりしましたから。
現在でも足りないのは血培ボトルとか……。
薬品だって品薄状態です。
3ヶ月ごとの通院みたいな経過観察に近い処方が一番困るらしいです。
一時的に足りない状態なので、一気に処方されるのは困るのは当たり前ですよね。
東北や北関東には工場が多いのです。
私の知ってる先生の病院ではサージカルマスクが足りなくなってきたと言っていました。

本日、研修医室に戻ったら、某漢方の製薬会社(シェア8割)のMRさんがおられた。
4月から私が曲がりなりにも漢方外来の端くれをやるので、その話もあったのだが。
「夏風先生、暗い話で申し訳ないのですが……」
キタ!
うん、想定内の話が来るぞ。
解ってたよ……工場の位置も知ってるから!
茨城だって被災地じゃん。
牛久にある工場には実は行ったことがあって、初めて牛久大仏見たもん(そこか)。
その時、企画して下さった方が東北で今頑張っておられる日医のちゃんなろ会の創設者です。
それはさて置き。
「実は震災の影響で……」
「予想はしておりました。茨城ですものね、工場」
恐らくここまで把握している医師も多くはなかったらしく、MRさんの方がびっくり。
見学に行ったと言ったら二重にびっくりされたのだが。
「そこまでご存知でしたら話が早いです」
そこで話して頂いた内容はかいつまむとですね。
この製薬会社の工場は2ヶ所らしく、牛久と静岡らしいのだが、主力は牛久。
震災発生時、大建中湯を詰めていたラインが停止してしまい、その後稼働していないとか。
操業停止状態である。
壊滅的被害ではないけれど、現在生産ラインは止まっているとのこと。
何せまだ余震も予断ならないですから。
「解りました。供給が追い付くまでは処方も考えます」
「先生が出されるような、マイナーと言うか知る人ぞ知る、みたいなものは静岡ですので大丈夫ですけれど」
そもそも、貴方は私を何だと思っているんですか(笑)。
「私達は、この地で打率が上がるのを期待してます」
曰く、ここには内科の漢方をやる人がいないため、本当に打率が悪いらしい。
打率って言われると甚だしく違和感であるが、つまり証を立ててないから効果があんまりパッとしていないらしい。
「ただ、今のところですね、あんまりその私達も……その販促みたいなのはできなくて」
無い袖は振れないってことですね、わかります。
「4月中には何とかなるとは思いますが」
そんな訳で何とかなるのを待つしかないようです。
どうも復旧が長引くようなら静岡にて生産するそうなので何とかなるとは思いますが。

困ってる人、絶対にそれがないといけないって人から順番に。
漢方薬だってないと困る人はいる。
まずは医食同源、食養生から始めたって良いじゃない(何故結論がそこに)。
赤ちゃんに指を吸われて溶けそうになった夏風馨です。
こんばんは。
吸啜反射くらい知ってるさ。
むしろそれを確かめるために指を入れたら本当にちゅっちゅ吸われて快感だったのよ。
悶えそうだったのよ。
で、解ったのは、私が指弱いらしいこと。
そんなことが解ってどうするよ。

聴診器と言うものが気になるらしい。
たまたま聴診していたら男の子が鼻血を出してしまい、慌てて聴診を止めて聴診器をベッドに置いたのだけれど。
その男の子、何を思ったか聴診器を手に取った訳です。
「こらっ、駄目でしょ! それは玩具じゃないのよ、高いんだから!! 」
お母さんが慌てて取り上げて返してくれたのですが。
「すみません、これ、高いんですものね」
「いえ、良いんですよー」
「ねぇねぇ、これってどうなってるの? 」
確かに疑問だよね。
「使ってみる? 」
「い、良い……」
お母さんが怖いらしい(笑)。
「そう? どうやってるのか気になる? 」
頷くので耳に掛けてあげた。
「こうやってね、耳に掛けてね……じゃあ、君の胸の音を聴いてみよっか? 」
そっと男の子の左胸に聴診器を当ててみた。
凄い真剣な顔でしばらくじっと耳の位置を調節していた男の子の顔がぱぁっと笑顔になった。
「ドッドッドッて聴こえた! 」
「それがね、君の心臓の音、生きてる音だよ」
そう教えてあげたら物凄く嬉しそうな顔になった。
それだけで幸せになれる顔。
彼の中での疑問が解けたという晴れやかさがこっちの方が嬉しくなった。
子供のこういう顔が好き。

さて、実は今日は研修医室に何故か籠っている。
理由はさしてない。何となくである。
一人である。
そしたらアニー先生はやって来るわ、信楽焼先生はやって来るわ。
取り敢えず信楽焼先生によって日曜日の夜の予定が埋められそうです(笑)。
「Yちゃんは無理だよなー帰ってきたばかりで」
「そうでしょうねー」
何か安心した。
この人は誤解してない!
……否、ちゃんと否定してるからね、その都度。
毎回、二人の関係が不思議過ぎるって首傾げてるけど(そして次の時には忘れてる)。
内科での週間スケジュールンが詰まってきて安心した夏風馨です。
こんばんは。
流石は意外とA型人間の信楽焼先生である。
当直明けで無精髭生えててもやることはやってくれる。
その点ではとても信頼している。
人使いは荒いけどね。

さてお昼ご飯を食堂で食べていたら、アニー先生に遭遇。
曰く、アニー先生は月曜に異動してしまうからY先生と最後に飲みに行けなくて残念らしい。
「日曜日は俺予定入れてましてね……残念ですよ」
空気が似てると言うか、この1年で何故か見分けられないという他科のスタッフがいた2人ですからね。
……36歳のアニー先生が老けてるのか、42歳のY先生が若いのかは敢えてつっこまない。
因みにどこが似てるのかっていうとよく解らない。
「で、夏風先生はY先生に連絡取ってるんでしょ」
「えー、取ってませんよー? 」
まぁどう考えても移動でさえハードだし(陸路2日はキツイと思う)、その後の被災地救援活動だって忙しいし、その後はまた移動な訳で。
寧ろ連絡取り合う暇があれば休んで欲しいと思う訳です。
私は待ってるって言ったもん。
不必要なメールや電話は、回線の無駄遣いですからね。
「え、夏風先生って冷たいなぁ」
「えええっ!? 」
すっごいY先生を同情するような目で言いましたよ、アニー先生。
「だ、だって、ちゃんと最後に会った時に、気を付けて行ってきてね、無事で帰って来るのを待ってますって言いましたもん」
「連絡してあげないなんて、可哀想に」
私の考えは多分あっちに伝わってると思うのだが……。
「だって、忙しいのに邪魔じゃないですか」
「俺だったら辛いなぁ」
あれ、ちょっと待て。
アニー先生の中で、やっぱり何か勘違いしてる気が。
そうか、この人、私とY先生は付き合ってるって思ってるんだ……!
言動の全てがその考えに沿えば納得できるものな。
Y先生は私にとってパトロン的要素を含んでいる年上の彼氏って思ってたか(笑)!?
……今更何言っても修正できないぞ、これ。
今までの言動も思い返せばそう言うことだったのかも。
私、あんまりアニー先生と関わりがなかったから気付かなかったけど。
気付いてよ、Y先生。
そして修正しといてください。

久々の小児科では気管支喘息の男の子の担当に。
何か目を合わせないなと思ったら、女の先生が恥ずかしかったらしい。
何その可愛い理由。
お姉さんは久々に萌え萌えですよ(笑)。
念願の堂島ロールをゲットした夏風馨です。
こんばんは。
ずっと前になりますが、堂島ロールが食べたいとブログでも触れていたのですが、一時期物凄く食べてみたかった代物です。
原因は小田和正さんが食べていたから、だったと思う(えー)。
私が家を出た後、両親はゲットして食べたらしいのですが
「あんなの大したもんじゃない」
と、妙に不評でした。
でも自分で食べてみないと解らないじゃない!

今日は早朝のバスで空港へ。
いつになく残していく両親を心配して泣きそうになるなど。
やっぱりちょっと帰省して、まだ少し混乱している関東に両親を、特に病気の母を置いていくのは辛かったみたいしかし、そんな母の一言。
「今週はYちゃん(愛称)いなくて寂しいだろうけど、頑張ってね」
母上よ……あなたの中の関係図は兄妹で完成してるんだね。
これは帰省最後の衝撃だった。
帰省最初の衝撃は、父が私の頬を両手で包んで、その後抱きしめてきた時ね。
「お~馨! 帰ってきて初めて顔見るな~元気だったか~!? 」
私が結婚するとか言い出したら、相手を殺しに行きかねないと本気で思った瞬間。
否、予定どころか相手すらいないなけどさ。
以前Y先生が私が結婚できるのは父亡き後と言ったのを思い出してしまった。

燃料の買い占めのせいなのかよくわからないけれど、交通量は物凄く少なく、予定より30分以上早く到着しました。信じられない。
そして、空港に人がいないこといないこと。
連休最終日の明後日こんなに人がいないっけ?
否、そんな筈がない。
まぁお土産も買う必要ないなと思いつつふっと空港をぶらついていたら、とんでもないものと出逢った。
堂島ロール。
しかも羽田空港限定版!
瞬間、欲しくて仕方なかったのだけれど、帰っても食べる相手がいないなと葛藤。
こういう時、良い食べっぷりかつ食欲旺盛なY先生がいないと困る(そこじゃないだろ)。
でも結局誘惑に負けて買った。

で。
帰りの飛行機でのびっくりはCAさんが男性だったこと。
そりゃあ男女平等の時代ですから。別に驚くことじゃないのだが。
ねぇ女性車掌さんだっていっぱいいる訳だし。看護師さんだって男の人がたくさんいる時代ですもの。
でも、やっぱり初めて逢うと驚くものですね。
優しかったけど。
更に帰りのバスの運転手さんは女性でした。
それ自体は別に初めてじゃないので驚かないが、多分この地域で見たのは初めてだなぁと。
そして丁寧な彼女の解説により、矢張り津波で浸水した観光施設は閉館しているらしいと発覚した。

そして、帰って自分の部屋に戻って倒れた。
帰りの飛行機も揺れたし、雨だったからねぇ……それにやっぱり寝不足だったし、月の障りの真っ盛りだし。
そう、私の予定では来週だったのに!
Y先生が帰ってきても、超ブルーなのを隠して付き合わねばいけないと思ってたのに(苦笑)!
そして何故か狙いすましたかのように私の月の障りは土日、もしくは連休にやってくる。
仕事に支障はほとんどない(笑)。
素晴らしい。

まぁ、もう仕方ないから今日は寝よう。

2011/03/20 21:37

赤は3倍だからさ
経済停滞するかもって時に勢いよく買い物してきた夏風馨です。
こんばんは。
何故こんなに勢いよく買ってるんだろうと自分でも思った。
だってノートパソコンと外付けHDDとウォークマンって何事ですか。
その他に、服とか下着とかもあるけど。
後はアロマオイルを5本とか。
あまりにあんまりな散財っぷりにびっくりしたよ。
勢い良過ぎるでしょう。

隣にある百貨店で、たまたまやっていた神奈川フェスタにて横浜土産を購入。
何とか横浜に帰ったという面目だけは!

そんなこんなで勢いに任せてパソコンを新調しました。
LaVieの2011春モデル、LM750DS6 Rですよ。しかもブレイズレッド。
売り切れててびびったけど、違う店で購入できた。
何せテンキーがあるのが嬉しい。
そんな訳で、玉木宏にやられた訳ではないのですが、今までのDELLがあんまりにも鈍になっていたので……。
学会発表の時とか困るしさ。普段は待つから良いにしても(最近気長に待つと言うスキルを手に入れた)。
ただあんまりにもあんまりな遅さに周囲からツッコミが多かったりする。
外科部長とかさ、すっごいツッコミだったからね。
そんな訳で、次買うなら赤とかが良いなぁって思って出逢ったのがこのLaVieちゃん。
そして、色を合わせてポータブルHDDを買った。
ウォークマンは赤がなかったからピンクだけどね。
……何故こんなに赤まみれに。
前々からそうだが、意外と赤が好きな私。
実はプリウスを敢えて赤くしちゃうどっかのY先生のことは言えない。
因みに赤が好きとカミングアウトはしていない。
したら面倒だから。

さて帰る用意をしなければ。
私には父がたくさんいることに気付いてしまった夏風馨です。
こんばんは。
何だこの父的考えの人は、とM先生の発言で思った。
総合すると、自分の手元に戻ってこい。
だって後期研修先の病院の候補が決められてた(笑)。
否、もっと神奈川全域で考えてたんだけどな。
寧ろ東京静岡までは範疇に入ってた(えー)。
ああ、静岡って言っても熱海くらいね。

M先生のところに行ったら、診察室で突然CT画像を供覧させられました。
「どう思う? 」
「……下肺が随分すりガラスちっくというか」
すりガラスだ、とは言い切らなかったが、部分的でも両下肺がすりガラス。
「やっぱりそうだよねぇ……いやぁやっちゃったなぁ」
まぁ言わなくても解ります。
どうも黄連解毒湯らしい。
「いやー、僕がいない時に胸が苦しいって言ってきたらしくてねー代わりの先生が取り敢えず内服止めてくれたら改善してきたらしいんだよね」
薬剤性の典型みたいな経過が。
「いやぁ、やっちゃったなぁ……」
早い対処ができた分だけ良かったと思う。
そんなこんなで地震時の話に。
「こっちは揺れたぞって思ったけど、その後外来人来なくってーテレビ観てたらとても現実じゃないような映画みたいな映像が流れてるし……」
「こちらは震度自体は大したことなかったんですよ。看護師さん達も地震に慣れてたので……ただ津波が」
街が二分された話になる訳です。
それはそれで凄い話らしく、驚かれた。
「僕は帰れないし、当直医は来ないしで、僕が当直医になっちゃってさー」
利害は一致してるけど(笑)!
「でも、夏風さんが元気そうで良かったよ」
「ありがとうございます。先生方が良い人ばかりなので」
「良かったね。みんなのとして可愛がられてるんでしょ」
どどんっ。
びっくりしたから、色んな意味で。
にっこり笑顔でとんでもないこと言ったよ、この先生。
「妹ですか」
「まぁもうすぐお姉ちゃんになっちゃうけどねー」
「ええ。弟たちができますから」
「それじゃあ、妹には変わりないか」
確かに対抗馬がいない(笑)。
そんな訳で、先生達の妹と言う謎のレッテルが貼られました。
間違ってはいない感じの人達はいる(Y先生とか釣人先生とかアニー先生はブッキー先生とかは兄貴的視線)。
その後、メールで助けがほしい時はいつでも連絡するようにと頂き、ちょっと嬉しかったり。
と言うか、彼の中で私が大学に戻ると言う選択肢はないらしい。
まぁまだその気は確かにないんだけどさ。

その後、母にお昼ご飯を作ってあげて食べて買い物へ。
服とか下着とか買ってみる。
しかし色が解り辛いのよね、照明の節電で。
私は判るけど、母は判らないらしく、結構苦労していた。
まぁ本当に凄い節電してるよね。
営業時間短くなってるし。
お酒買おうとしたら、突然お店の人に肩を叩かれて
「もう閉店なんで、買うなら早くしてもらえますか? 」
流石に少しムッとしたよ?
もう少し言い方があるんじゃないのかい(笑)??
その人が声かけて回ってるだけでちょっと店内の空気が悪くなってた。
うん、言い方って大切だよね。
今までの電気使用量が多過ぎたんじゃないかと思ってしまった夏風馨です。
こんばんは。
暗かったら暗かったなりに何とかなるものだと思った。
そしてエスカレーターエレベーターがないのは健康な人にとって健康増進になって良いと思った。
勿論、困る人もいるのだけれど。
北の大地にいるとあまり感じなかったヤシマ作戦やウエシマ作戦の大切さをひしひしと感じます。
節電は凄いですね。

今日は近くの病院で漢方外来をしているM先生の下へ挨拶に行こうと思っていたのだけれど、お嬢さんの卒業式でいらっしゃらないというので(笑)明日へ延期。
まぁ疲れを取ることにした。
しかしまぁ揺れに慣れないので、落ち着かない。
母は逆に一人じゃないので落ち着いたらしい。

そんな中、国試の合格発表があったらしく。
うちの病院は欠員なし、と彼らが報告してくれました。
安心しました。

明日は色々動こう……。
噂に聞いていた関東の買い占めにびっくりした夏風馨です。
こんばんは。
トイレットペーパーの買い占めに何の意味があるのだ。
オイルショックか。

そう言えば行く前に偶然Y先生に逢った。
「あ」
聞き慣れた声に顔を上げたらY先生らしき人が遠くに見えた。
よくこの距離で気付いたな。
全然違う格好してたのに(白衣は着ているが中は私服で、髪も束ねてない)。
「おはようございまーす」
すっごい速さで近付いてきた。
「……手紙、読んだよ」
ケーキじゃなくて手紙にツッコミですか!?
「うん、気を付けて行ってきてね。待ってますから」
「じゃあ、行ってくるよ……また来週ね」
……笑顔!?
滅多にないくらいの笑顔見たよ!?
否、笑顔ならこの間の誕生日の時も見たけどさ。
ちょっとあれとは違った可愛い笑顔だったんだけど!?
ちょっとしばらく癒し成分を得られないかと思ったけど、もそっと充填された!
まさかとは思うが……誰も心配とかしてあげなかったんだろうか。
でもまぁちょっと癒し成分を置いて行ってくれたのは助かった。
ただ華麗に『実家に帰らせて頂きます』の行は無視したな、と思った。
しばらくほくほくして家を出たのですが、バスの中で冷静に考えてみた。
また来週……?
土曜辺りに帰って来るんだから、普通に考えたら再来週じゃないか?
どう考えても土日に一回会う計算で言ってるよ、あの兄さん!
思わずメールしてやろうかと思ったが、やめた。
そんなことメールしてどうするよ。

そんなことを考えながら、嵐をエンドレスリピートして空港へ着いた。
まぁ今回の目的は最初からへし折れているのですが、とにかく実家へ帰るべく飛行機に乗った訳です。
『(前略)このような状況の中、御搭乗誠にありがとうございます』
少し慇懃無礼に聞こえたのは気のせいだろうか。気のせいだと思いたい。
多分自分の中に少し、こんな状況で帰省するのは間違いじゃないかとか思ってるからだろう。
で、離陸上昇時ちょこっと揺れる。
いつもあることって考えられる程度の揺れ方。
その後、窓からの景色を見ていたら三陸海岸がね、見えるのよ。
リアス式海岸。
いつもと航行経路がちょっと違って陸側から見えるので余計によく見えた。
街がなかった。
ところどころに流れた跡らしき屋根の残骸が見えた。
残った建物はごく僅か。本当に全てが流されてしまったのだなと思った。
自分の目で見ると俯瞰的な情景でも衝撃が大きい。
この高度からでさえ、津波の惨状がはっきり解るって本当に壊滅的被害だったのだなと改めて思った。
更に進むと、地平の彼方に塔が3本ほど。
……見たことがあるぞ、あの感じ?
デジカメに収めておいて確認したら原発だった。位置的に恐らく間違いなく福島第一原発。
すっごい遠くにあったのをよく目視したと思う。
睡眠時間ゼロのくせに!

さて、この時点でかなりいつもの航路と違うため、慣れない景色が続いていたのだが。
到着まで後45分くらいかなと思った辺りで機長のアナウンスが。
『管制塔からの報告ではこれから先、大変揺れるとのことです。約5分ほど大きく揺れますが航行には支障ありませんのでご安心ください』
寝不足に揺れるのはかなり堪えるんだよなぁ(笑)。
まぁしかし、予告なしに揺れるよりは予告されるだけマシとも言える。
しかも5分だし。
ところがこれが5分どころではなかったという。
『これから着陸態勢に入ります。リクライニングとテーブルの位置を元にお戻しください。シートベルは~』
機長の指示で着席したままコールってのはかつて何回か経験したが、これはかなりの揺れっぷりである。
大きくなってからは初めてだなー。
屋久島とかのプロペラならともかくねぇ。
むしろ、この状況でシートベルトをしてない人がいたら強者過ぎる。
上下左右は結構やられた。
『御気分の優れないお客様は、目の前のポケットにぼっ、ぼうしゅ、防水性の袋がございますので、ご利用ください』
CAさん、噛んだ。むしろかみかみ。
結局5分と言いつつ30分くらい揺れてた。しかも結構大きく。
私の足浮いたもの。
前のおじさんのちょっと薄めな頭が揺れてるの見えたし。
で、到着後、立ち上がろうとして立ち上がれない自分に気付く。
「お加減の優れないお客様はいらっしゃいませんか? 」
手は挙げなかったが、立ち上がれなかったことで気付かれた。
「お客様、顔色が真っ青ですよ!? 」
どうも機内の中で一番やられたのは私だったらしい。
何と……!?
どうも前もそうだったがANAに乗るとCAさんに介抱される経験が多い気がする。
以前は胃腸炎で介抱された(学生の頃)。

着いた時にはぐったりでした。
はっきり言います。
もしOB会があったら、倒れたと思う(笑)。
何故か朝方チョコチップケーキを作った夏風馨です。
おはようございます。
夜明け前から作って、何とか夜明けくらいに焼き上がりました。
カップケーキが母の希望でお土産です。
これは一人暮らしになってから焼くようになったお菓子なので実は母は食べたことがないのです。
しかも周囲が美味しいって言ってくれたって話したからね。
でも実家は現在節電強化しなければならぬ場所にいるので、そんなオーブンなんて!
と言う訳で、時間があったらねーと言いつつ作った訳です。
時間なかったけどさ。

で、10個焼けたが箱に入ったのは6個。
余った4個は1個が私の朝食に。
3個はしばらく逢わないY先生にお裾分け。
ついでに置手紙してきた。
「Y先生へ しばらく実家に帰らせて頂きます」
まぁ彼は無反応に決まっているが、副反応としてこのメモを読んでしまった人がどん引きする書き出しであった。
間違ってはいないんだけどねぇ。
書いた後で、気付いたがあまり細かいことを気にせずに置いてきてしまった。
でもその続きはちゃんとY先生が気を付けて被災地救援に行って無事帰ってきますよう待ってますって真面目な文章なんだから(笑)!

借りたCDも返したし、これで心残りはない(だから変な言い方をするな)。
でもしばらく逢えないのに借りっぱなしは良くないからさ。うん。

さて、荷造りを仕上げよう。
方々から親をむしろ北海道へ呼んだらと言われる夏風馨です。
こんばんは。
ここだって地震の多い地域なんだけれど?
しかも海辺なんだけれど?
今回だって津波来たんだけれど?
……まぁどうしても色々ナイーヴになる気持ちは解る。

何故か昨日のカンファでの話題が今こそ北海道へ遷都でした。
確かに試される大地の割に、今試されているのはむしろ本州の方である。
勿論試される大地も関係ない訳ではなく、正確に言うなれば、試される日本だけれど。
最終的に言うと、関東にいる両親を一時的にでも私の元へ避難させたらと言う話でした。
疎開か。

うちの両親は関東にいるけれど、買占めと言う行動は一切していません。
理由は周りがそんな行動に出ている事を知らなかったし、買えないなら買えないで買えるもので何とかすれば良いと考えているかららしいです。
マイペースかつ冷静でした。
何か安心した。
しかし、訊くと本当に色々ストックがないらしい。
元から我が家は電池類はしっかりあったから問題ないけれど、停電下で大丈夫だろうかと言う話に。
まぁ仕方ないので明日私がうちにある常備食を持って行きます(笑)。
むしろ本当に言えに食材がないらしく。食い扶持一人増えたら大変と思われる。
うちの野菜達も一緒に行ってもらうことにしました。

昼ご飯食べていたら、背後からY先生が現れた。
関東行くの、危なくないのと言っている先生は被災地派遣が決まっているので恐らくこれからしばらくお逢いすることもなかろう。
音信不通にもなるからなぁ……うん、ちょっとだけ寂しいかな。
言っておきたい事があると言ったら、縁起でもないと言われたので言えずじまい。
何か言わなかったら嫌な気がしたんだけれど……。
私が言いたかった事を口にしなかった場合は私に死亡フラグが立ちます。
でも、私が言いたかった事を口にできた場合にはY先生に死亡フラグが立つ気がするので確かに縁起でもないし、止めて正解な気がしてきた。

さて。
そんな訳で、OB会は中止ですが、明日からしばらく帰浜致します。
色々混迷しているMy Home Townを見るのがちょっと怖い気がします……野菜まで買い占めてどうするよ、本当に。
姿見ただけで和む存在へ昇格した夏風馨です。
こんにちは。
ちょっと昨日に続けて重めな話。
別に不謹慎だから軽い話をしない訳じゃないよ。
単に思うことがあっただけです。

「歳に不足はないでしょう」
もしもあなたが自分の御身内が亡くなった時に医療者側からこんなことを言われたらどう思いますか?
これは実際に、私が言われた言葉です。
2003年9月に私の母方の祖父が亡くなったのですが、その時に主治医から言われました。
間質性肺炎だったのですが、ステロイドパルス療法中に感染して急に亡くなったのです。
定期検査で外来受診したところ突然入院となり、更に主治医から感染のリスクとか伝えられていた訳でもなく。
はっきり言って誰も入院2日で死ぬなんて思っていなかったのです。
うちの父が何か嫌な予感がするから学校休んででも行けと言わなかったら祖父の死に目には会えなかった思う。
さて、その祖父が亡くなった時に主治医が言ったんですよ。
「まぁ歳に不足はないでしょう」
誰が決めたのでしょうか。
確かに祖父は男性平均寿命よりは長く生きていたけれど。
それを言われた遺族は何と答えれば良いでしょうか?
同じ医療人となって、彼の言葉を思い返す訳ですが……やっぱりあれは言って良い言葉ではなかったと思うのです。
医療者側が言ってはいけないと思う。
遺族が言うのは許される。
大切な人の死を受け入れるためのプロセスでもあるので。
でもね、医療者側は仮にそう思ったとしても言ってはいけないと思うのですよ。

嫌な話だけれど、医療に携わると持ってる知識からある程度の余命なんかも見えることもある。
あくまでデータ上だけれど。
余命は平均○年ですよ、と言ったところであくまで平均。
例えば半年と言ったのに3年生きたとか、1ヶ月しか生きられなかったとか。
治療への反応次第だったり、元々持ってる体力とか……色々な要因が絡み合ってくるので、一概には言えない。
治療に関して諸々をちゃんと説明もしていなかった訳で、今思えばあれは訴えられるレベルですよ(笑)。
母方の一族はそれをしなかったけれど、その後もその話は何度か出て、ちょっと嫌な思いをしたと言う話になっている。
多分、彼の言葉一つでこれは全く変わったと思う。

でもね、彼の擁護をするつもりじゃないけれど、何かこう……解る部分もある。
21:30なんて時間だったから、私が思うに主治医だって帰りたくても帰れない状態だったと思うんだ。
きっと若干イライラしていた筈(笑)。だってちょっと言葉が投げやりだったから。
早く決着を付けたい、みたいな気持ちがなかった訳じゃないかも。
重患が多いとさ、そう思うことが全くないとは言えないと思うんだ。
それでもね、やっぱり言って良い訳じゃない。
しかもその後、病理解剖した言っていったのよ……(苦笑)?
否、肺と心臓だけだけど。
よくもまぁあんな暴言呟いておいて言えたと思う。
……私が思うに、彼は自分の一言に気付いてないのではないかと。
ごく自然に零れ出た言葉。
それって一番いけないことだけれどね。だってまさしく本音だもの。
私の中で彼は一番駄目な医師の対応の例として印象に残っているのです。

それが今日思ったこと。
Y先生の信奉者の方が私に話してホッとしたと言ってくれて私は凄く安堵したのだけれど、私自身の心に棘が刺さった。
入院とはそれだけでストレスである。
更にそこで浴びた言葉は大きく傷を残すものだ。
「あなた、何年、生きたいの? 」
自分が言われたら傷付くって容易に解る言葉なのに。
ただ、以前どこか違うところでもその手の話を聞いた気がするのでよく言われる言葉なのだろうか?
何年生きたいかなんて普通は答えられない筈だ。
病気だろうが病気じゃなかろうがね。
そして、彼女が受けた言葉を聴きながら、私は冒頭の「歳に不足はない」と言った祖父の主治医を思い出したのでした。
唯一の救いは、彼女が私にその話をして、ホッとした……と少し涙ぐんでいた事。
私を見て、それだけで和むと言ってくれるのは嬉しいのだけれど、彼女の傷はきっと消えない。

普通なら言わないと思うけれど、意外と医療やってるとね、こう言う発言をしてしまう人っている。
多分、少なくない。
それでなくても患者って心が串刺しなんだよ?
既に心が傷付いている状態では特にちょっとした言葉が更に傷を深めるのですよ。

言葉って一度出たものは戻せるものじゃないから。
そして、患者さんは弱い立場なので言えず我慢しているところは大いにあるでしょう。
言われても、治療の時にお世話になるのだからと我慢していたりするのです。

気を付けないといけませんね。
改めてそう思ったのでありました。
今日ふっと思ったことである。
多分、漠然と思っていたことが今日言葉になってことんっと落ちてきたのだと思う。
そしてそれが大変しっくりときた。
それがタイトルコールである。

 愛が世界を救うかは解らないが、
   愛がない世界は絶望の淵に堕ちる。


誰の言葉でもなく自分の言葉です。偉そうに、すみません。
本当に不意に浮かんだ。
仕事をしていて、ちょっと落ち着いて、サマリを書いていたのだけれどね。
金曜日からのここ数日、離れた家族や友人への不安、連絡の付かない宮城の友人への不安、そう言ったものでちょっと寝付けなかったりした。
入眠困難感が再燃してしまったのである。
自分の心の弱さとか、そう言ったものを痛感したのだが、それに対して鼓舞しつつも思うところがあった。

他人を心配して眠れないのは弱さだろうか。
大切な人を想って苦しむ事は弱さだろうか。
そして
少しの縁しかなかったかもしれないが、その私が関わった宮城の人達を想って苦しくなるのは弱さなのか。

ここは意見が分かれるだろう。
この全てを弱さと捉える人もいるだろうし、最後の部分に関しては考え過ぎと言う人もいるだろう。
私は神経が意外と細い方だったらしい。
しかし、前々から疑問に思っていたことがある。
心に強い弱いなどと言う表現は正しいのか。
強い心、弱い心、別にそういう表現はあるし具体的に挙げられるものだから、別にそれ自体をどうこうって訳じゃないのだ。それだけは先に言っておく。
心は強い弱いじゃなくて、感じるか感じないかからまず始まるのではと考えている。
まず感じる心があって、それをどう受け止めるか。
弱いと言われる人は恐らくここで感情に引きずられてしまうし、それを食い止めきれない部分があるのだろう。私がこの類。
強いと言われる人は感じたものを受け止めて、なおかつそれに流されまいと胸にしまって歯を食い縛ってでも耐えることができるのかもしれない。
けれど、時として無感情の人もここに入ってしまっていると思うのである。
感じない人は心が強いのではない。心が壊れているのだと。
けれど、こう言う人も時として心が強い人に入っていることがあって、私はそれは違うと思うのである。
極論を言えば、流されるのは普通なことだと思う。
勿論、そこに甘んじるつもりはないけれど。
しかし、受け止める心を喪わないためには流される心を、自分を、嫌いになってはいけないんじゃないかな。

さて、話を戻す。
冒頭の自作フレーズはよくある愛についてなのだけれど。
他人を思う気持ちって大切だと思う。
時折愛だの恋だのと馬鹿にする人もいるけれど、やっぱり他人を好きになることは大切だと思う。
今回の震災で、実家は被災地から比べたら全く何ともなかったけれど、それでも連絡が付かない不安とか、声を聴いた時の安堵感とか、きっとそう言うのもあったと思う。
私は25年以上も親許で守られてきたから、逆に家族の大切さって当たり前過ぎて見えない部分があった。
この1年はそう言った意味で家族と離れて暮らす事で自分にとっての大切なものを見つめ直したような気がしている。

他人を大切に想うこと、好きになること、これが生きることを辛くすることは確かにある。
相手を喪うことへの不安、恐怖、哀しみ……それこそ結婚して家族を作れば更にそれは大きな物へと変容するだろう。
それに相手を想うあまりに表出する嫉妬やら疑いやら負の感情もある。
そう言うのが嫌だと思う気持ちも解る。そして、それを恐れる気持ちも解る。
しかし、それ以上に生きる力勇気や、幸福など多くのものを与えてくれる。
それは決して一人では手に入らないものだ。

私は無宗教なので、それこそキリスト教が言う隣人愛などは実感がない。
恋愛となれば、得てして自分勝手なものが多いものだ。
実のところ恋とはエゴだと言う私の持論からすると(苦笑)、その恋のために犯罪を犯したりする例も考えれば世界平和などには繋がらない気がする。
しかし、大切な人がいない世界なんて大切にしようと思えるだろうか。
人は人との繋がりがあってこそ人間だとするならば、その大切に想う人の幸福や
自分のためにだけでは絶対に平和なんて望めないんじゃないかなとか。
平和って、一人で成り立つものじゃないから。

あ。
結局のところよく解らないところに達しましたが。
私としては愛は世界は救うと言う言葉自体は偽善かなと思っていたりします。
そこまでは言い過ぎかも、なんて考えてしまう。

でも、愛がなかったらやっぱり哀しい世界にしかならないと思うんだ。
だって人を大切に想えないのに、その“人”が住む世界を大切に想える筈がない。


もう、何だかすみません。
読み流して忘れてください。
ホワイトデーなのにケーキを持っていって奇異な感じになってしまった夏風馨です。
こんばんは。
他意はないのです、他意は。
こんなことならばいっそ、バレンタインデーに小児科に先渡しして置けばよかったんだよ。
先渡しと言うと、何故か点滴のオーダー分類に聞こえる自分はここで1年仕事してたんだなぁと思う(え、そこか)。
そんな訳でお世話になった麻酔科の先生が去られる前に絶対に渡して起きたかったケーキを渡しました。

薬膳ケーキですよ。ええ。
恐らく就職してからの方が作っているので職場の人の方が食べてる人が多いかも。
でも、漢方をやってらっしゃる方にこそ絶対あげたいケーキなのです。
大棗・山査子・金柑・桂皮・生姜・紫蘇です。
紫蘇は本当にちょっとだけね。味のバランス崩したら多分意味がない。
バランスは大切だからね。
そんな訳で体を温める効果胃腸に優しい効果を狙ったケーキです。
これを作ってる時が実は一番楽しい。何でだろうね。
久々だけど美味しくできたと思う(欠片だけど味見したら美味だった)。
2ホール作って、1ホールは小児科へ。
流石に麻酔科の人数的に1ホールはいじめだと思ったので(笑)6個にして、現在手元に2個あります。
F先生にあげるかY先生にあげるか、はたまた信楽焼先生にあげるか。
今後の流れで決めます(笑)。

これ以上は久々な哲学ちっくになりそうなので分割!
指摘されて愕然とした夏風馨です。
こんばんは。
電話で母が一言。
「馨、今日も先生食べに来るの? 最近、毎週来てるんじゃない? 」
何となく気付いてた。
2週前が豚の角煮、先週が麻婆茄子、今日が茄子カレー(余り物の野菜カレーとも言う)。
つまり3週連続。
うーん、餌付けし過ぎたと思う。

まぁ残り物の野菜をどうしようとか色々考えてカレーにする。
カレーと言えばY先生なので、声は掛けることにした。
「明日ホワイトデーだから、何か買いに行こうか」
謎の返事がきた。
周りからホワイトデートは返すものだとちゃんと教わったらしく(笑)、買い物に行くから一緒に行こうかと誘ってもらう。
で、ポス○ールへ。
ニュースを聴きながらとんでもない事になったねと話していたのだが。
「でも、こんな津波が来たら私、絶対助からないと思う……」
「夏風先生って俺の知る限り真っ先に駄目そうだな」
否定してもくれない辺りがドS!
俺の知る限り、ってあなたの人生の中で最もどんくさい人間ってことですか。
「俺は助かるけどね」
だから、あなたの、その意味のない自信はどこから来るの(いつものこと)!?
しかし何故かY先生って助かりそうだなって気がしている私がいる。
「ただ夏風先生の場合、流されたと見せかけてぷかぷか浮かんでそうだな」
泳げないもの浮かないだろ。
「太平洋のど真ん中とか漂ってて生き延びそう」
どんなイメージなんだ。

で、買い物をしたのだが。
取り敢えず私が可愛いなぁとか色々目移りするたびに気付くといる。
「何、それが欲しいの? 」
そこまでじゃないのだが、女の子ってウインドショッピングしたりするじゃないですか。うん。
でも、その度に買ってあげようか、買ってあげるよと言ってくるので困る。
「……否、良いですぅ」
「何でも買ってあげるから」
お、お、お、お父さん(超失礼)!?
一瞬、お兄ちゃんを通り越した気がした。
否、むしろ看護師さん達の言うシスコンっぷりが発揮されているのかもしれない。
物凄い勢いで欲しいなら買ってあげるよ発言を連発するので、いつもなら必ずしばらく眺めるアクセサリー店を見れなかった。
だって、今日はそれが欲しいの買ってあげるよ発言が出そうな勢いだったから。
どうしたよ、兄さん。
で、私が実家へのお土産をついでに買っていたらY先生が病棟とか外来とかにホワイトデーの買い物をしていた。
「……せ、煎餅!!??」
「甘い物ばっかじゃあれかなと思って。まぁ俺が食べたいんだけど」
自分の趣味か!
この年寄りがぁぁぁっ(笑)!!
「せめてクッキーとかにすれば」
「お、そこにマカロンあるな」
「可愛いね。バラとか付いてるし」
「買ってあげようか? 」
全てそこに帰着するのは疲れてきたよ。
「あ、食べ物は嫌なんだっけ? 」
結局、色々見ながら決められず(ゆっくり見れないから)。
「今度にするか? 」
「そうですね」
「まぁホワイトデーに欲しい物は急がなくて良いよ。いつでも買ってあげるから」
そりゃあ、妹に激甘って言われるよ。
本当は買おうと思っていた置時計はY先生が使ってないのがあるからくれるらしい。
お洒落じゃないけど、って別に私は置き時計にお洒落は求めてない。

結局、余り物野菜のカレーを食べさせてあげた。
うちのソファに当然の如く座って寛ぐんだな。
「やっぱさ……家族がいると心配が増えるよな」
そうやって結婚しない理由を作りましたよ、また。
夫婦が再会できた場面を見ながらY先生がすっごい笑顔に。
「夫婦の愛を確かめ合えたみたいで良かったよな」
「……そうですね」
「赤ちゃんできたりして」
今の映像のご夫婦、間違いなく60歳は越えてたから(笑)!
口数少ないくせにろくでもないことを言う。

ただ今日一番の収穫は誕生日にあげた服を着てきてたこと。
ちゃんと似合ってた。
むしろイメチェンになってた。これは良い。
マイナーチェンジくらいだから良い感じの変化球だった。
「いやー選んだ私が言うのもなんですが、似合ってますね! 自画自賛! 」
褒めまくってしまった。まさに自画自賛。
「ま、まぁ……俺、何着ても似合うからね。自画自賛! 」
自画自賛の攻防。
馬鹿だと思う。

明日から輪番停電?
絶対こんなギリギリで発表したら混乱するだろうなぁ。
ふと思い出したので、忘れないうちに。
シスコン駄目兄貴のシスコン程度。
自分が帰った後女子会になったのを後日看護師さんに探りを入れていたらしい事が発覚。
「あの後、どれくらいまでいたの? 1時半? 」
因みに、その前日に私が1時半まで話したと話していたのだが。
「……裏を取ったんだねぇ」
「アリバイ!? 」
「悪い虫がいないかのチェックだね」
に、兄さん……。
「しかも何話したのか、とかちょっと探ってたよね」
「やっぱなっちゃんに変なこと吹き込んでないか心配なんだよね」
に、に、兄さん……。
過保護なんだね、意外と。
よく解らないけれど看護師さん達曰く、私に対しては激甘らしい。どこが。
連れてってと言えば連れてってくれるし、甘えたいと言えば甘えさせるし、買ってと言えば買ってくれる。
↑何か間違ってないか、それ。
「でも、あの過保護っぷりはねぇ……結婚できなかったのがよく解る」
「ってか、彼女作れないでしょ。苦労しそう」
「そもそも何考えてるのか解らないんだよね。大好きなんだけど、恋人だったら嫌」
妹としてはどう言ったら良いんですか。
シスコン駄目兄貴の駄目っぷりを是正するには私が嫁にでも行けば良いですか、どっかに(笑)。

と言う訳で、その程度のシスコンらしい。
どうなのよそれ。
実は心が細い夏風馨です。
こんばんは。
すっごく心が弱い子らしいです。
今まであんまり考えてなかったけれど、よく考えると天災の報道を見ていて体調崩すのってよくあった。
眠れない。眠れたら今度は辛くて起き上がれない。
それでなくても感冒がベースにあるので、発熱もあり。
朝方の甲信越の地震で目を一度覚ましたのは覚えてるのだけれどね、揺れたから。
TVがピロピロ鳴るし。

実は昨日は両親の結婚記念日でした。
いつも忘れそうになって前日とか当日とかに思い出すのだけれど(既に準備できない)、これからはきっと忘れられないと思います。
朝になって、壊滅的な様相を呈する航空映像を見て愕然とした。
これが行ったことないところだったら辛くてもそこまでじゃなかったと思う。
けれど、これが11月に行ったところだったから。
知らない場所じゃない。
ここにいた人達を私は知らない訳じゃない。
そう思っただけで駄目なのだ。
生きている人間がこれじゃ駄目なのは解っているのに。
自分はしゃんとしないといけないのに。
立ち上がれ、頑張れ、と自分に叱咤してたら空腹感だけが異常に出現して過食した。
エビドリアに蕎麦にカップ麺にチョコレートって。
どんだけ栄養バランス悪いの。

兎に角、私がこの報道を見続けて心を蝕んでいっても誰も得はしないので、録り溜めたドラマを観たりして。
でも、実はちゃんなろの創始者が宮城県で心配なんだよね。
それこそ年賀状にある住所調べて少なくとも津波の被害はないと確認はしたけれど……。
津波到達時に海に近いところにいた夏風馨です。
こんばんは。
東北地方は言わずもがなですが、関東も大変だったようで……。
幸いにも当方は大きな被害はありませんでした。

地震があった時、私は小児科病棟におりまして。
最初はあれ揺れてるかな、程度だったのですがどんどん揺れて揺れて慌てて病棟
の安全確認をしたのですよ。
因みにこの時、看護師さん達が揺れの指標にしたのは何故かプリンタの上に置か
れていた点滴ボトルでした。敢えて言うとソリタT3です(笑)。
小児科病棟は患者さんは子供さんですが、付き添いのお母さんもいますので、そ
の対応も大変です。
でも、お母さんがいなかった場合はもっと大変です。
たまたまお母さんが家に帰っていたりなんかすると、お子さんは不安ですから。
良い子だとね、逆に我慢してる姿が本当に健気なのですよ。
よく頑張ったねってお母さんが地震後血相変えて帰ってきた時にお子さんを褒め
てしまいました。
うん、でも、本当によく頑張ったよ。

さてさて、この地震で実家に連絡しようにも連絡付かず。
携帯電話ってやっぱ脆いよね、と実感したのでした。
そんなことよりももう精神的にざわざわしてどうにもならない自分がいる。
結局、はたと災害時に一番使えるのは公衆電話という言葉を思い出して公衆電話
へ走って自宅に掛けたら繋がりました。
曰く、震度5弱で我が家はぐちゃっとなったらしい(偶然にも家を片付けてる最中
だったから物が雑然と置かれていたせいもあるらしい)。
でも無事だったので安心した……が、父方の実家には連絡付かず。
父方の実家は大平洋から1kmくらいしかないのでまだざわざわしてどうにもなら
ない自分がいたりする。
気付けば当該地域は大津波警報発令区域となっていました。
大津波警報!?
何せ職場にはテレビなんぞないので状況が把握しきれていなかった。
たまたま戻った研修医室で2年目の先輩と逢えて色々情報交換できましたけど。
……大津波警報が出たらちゃんと避難はしていると思うが(いつも夏風家はち
ゃんと迅速に避難できているし)、心配である。何せ連絡できないし。
しかして街が分断するのを私はすっかり忘れてた。
そう言えば、この街は中心に川が流れてるから!
しかも中心が海辺。
取り敢えず、救急体制も建て直すことになったり(最初は病院規定的には医師は
全員宿泊義務になるかもと言う話になったりしたとかしないとか)。

大騒ぎでしたが、迅速に当直表もできあがった辺りは流石なのかもしれない。

で、本当は今夜は小児科の先生と飲もうって話してたけれど大津波警報だからと
言う理由で保留。
まず部屋戻ろうとしたら内科医局が騒がしい。
興味本意で覗いたらアニー先生とY先生がいた。
どうもこんな日に講演会らしい。
間違ってるよ、色んな意味で。
とか思っていたら、私の声に反応したらしい信楽焼先生が隣の医局から顔を出し
てきた。
「なっちゃん! ファイバー先生の講演会、行くよね!? 」
何の話ですか……っ!?
しかも、内科のドンの講演なのか。
来月からお世話になるのに行かなかったら気まずいよね。
「しょ、小児科に確認取ってきます」
カメ先生に急いで接触。
「あの、実は今日内科のファイバー先生の講演会があるらしくて……」
「それは行かないと殺されるな! 」
そうなんだ、やっぱり。
そんな訳でどう考えても津波危険区域に入るんじゃないかなと思いつつも会場の
ホテルへ。
言わせてもらおう。
聴衆はほぼオール身内でしたけど、何か。
まぁ肝炎の復習にはなった。途中で一時的に信楽焼先生ががっつり寝たりとかし
た上に起きた瞬間机が激震した以外は良かった。
意見交換会と言う名の立食夕食を食べたのだけれど、何せ不安が胸で疼くせいで
精神不安定。
過食しました。
だって、お寿司5貫にお刺身にステーキにケーキ5個っておかしいと思うんだ。
いつもの3倍は食べたと思う。
ケーキの段になって、F先生からどうしたのと言われるまで気付かなかったけど
ね。

帰りはまぁF先生は彼氏と帰っていきました。
そして残されたアニー先生とY先生と私。
「あ、僕は別で帰りますから」
謎の一言を残してアニー先生は去り、結局Y先生と二人で帰ることに。
流石にまだ寒いのでタクシーを使った。
タクシーの運転手さんに訊いたところ、川の水が溢れて、観光施設と某高級ホテ
ルは浸水したらしいことが発覚。

「見に行けば良かった……」
「ダメ、絶対! 」
思わず42歳を叱り付けてみた。

帰って気付く。
独りでいるより、あんなシスコン駄目兄貴でも一緒にいてくれたら凄く良いんだ
ということに。
実はここで不安だったことに気付いた。

取り敢えず、両親に私は無事だよって再度連絡しに公衆電話へ。
100円入れて話していたが、何かおかしい。
はったと気付いた。
これは……公衆電話が開放されている!?
実際切れた瞬間入れた100円硬貨がジャラジャラ落ちてきました。
災害時の公衆電話開放処置ですね、これは。
とにかく、父が帰れていない上に私を心配してたと言うので父の会社に掛けた
ら、何故か父の仕事の同僚にまで電話が回るとか。
でも無事で良かった。

ここだと津波の心配もあんまりないと思うけれど、漠然とした不安と闘います。
後は感冒と。


朝になって、これが夢だったら良いのに……
やたらY先生と遭遇した夏風馨です。
こんばんは。
朝、寮から出た瞬間に遭遇し、研修医室から出た瞬間に遭遇し、疲れ果てて部屋戻ろうとしたら遭遇した。
逢わない日も多い昨今では珍しいくらいの遭遇率である。
朝からはにかみ笑顔で、昨日のお礼言われるとか眼福でした。はい。
でも夜遭遇して、お疲れ様ですーって言ったら
「本当に疲れてるね」
と、言われてしまった。
まぁまだ鼻汁、くしゃみ、鼻閉と闘ってるから。

そして、Y先生信奉者にそのY先生と遭遇5分後に捕獲された。
最近私と手握って歩くのですよ、彼女。
「先生……私ね、Y先生に逢いたいの」
「そっかぁ」
「胃カメラ飲むのは怖いけど……」
そこまでするんですか!?
彼女はある意味本気です。
まぁ疾患上必要だとは思うけど、カメラを飲めばY先生に逢えるってのが彼女の喜びなのが凄い。
「でもね、最近あなたのお蔭で、私、和んでるの」
和みキャラ確立。
Y先生は彼女を癒します。私は和ませます。
何ですかその分担制。
「先生は最近Y先生とはお会いした? 」
まさか言えない。5分前までお話してたなんて(笑)。
その後、何故か夕方にも遭遇し、捕獲されました。
取り敢えず彼女は追っ掛けてきますから。
目が合ったら終りです。
事故防止のため、私は止まりますから。

ギネ部長がちょっと怖い今日この頃。
だって、顔覗き込んでくるから。
「馨ちゃんは今日も可愛いなぁ……」
笑顔でありがとうございますと言ってしまう私は本当に自分でも嫌になるくらいセクハラ耐性があると思う。
その後も新生児診察をして所見書いてたら背後にずっといる。
気になるが振り返ったら負けな気がする。
そこで小児科のS女医が口を挟んだ。
「ちょっと、先生。何で彼女の後ろにずっと立ってるんですか! 」
「いやぁ、美人女医だなぁと思ってさー」
色んな意味で怖くなってきたぞ(苦笑)?
誰にでも言えちゃうんだろうな、この先生……凄い男だ。
「やだっ、もう可哀想じゃないですかっ」
「大丈夫ですよ、S先生」
彼女的にはここで許しちゃう私も駄目なんだと思うけどね。
強い女性だから。
でも、何故小児科に行ってからの方が彼のセクハラ度合いと言うか絡み方が濃いのだろう。
前はこんなことなかったんだがなぁ。
着信音で何でも分類する癖がある夏風馨です。
こんばんは。
前の携帯なんて30くらい分類されてた。
ちょっと仲良くなるとか、メール頻度が多い人はすぐに指定着信にしちゃうから。
でもメールだけね。
音声着信は普通に2種類くらいです。
で、最近やったらレミオロメンの『3月9日』を聴くなと思ったらY先生のメール着信音だったことに気付いた。
納得した。
そう、だって3月9日はY先生の誕生日だから。
本人がそれを喜んで、この歌好きになって練習して上手く歌うんだから仕方ない(えー)。
因みにF先生はレミオロメンの『もっと遠くへ』ですよ。本人の希望です。

今朝、起きたら少し鼻汁も改善して何か調子よく目覚めたが、発汗が半端なかった。
本当は朝講義休んでシャワー浴びたかったけど、そう言う訳にもいかずに参加。
だって聴衆1人打だから、コールがきてしまったんだもの。
急いだせいでコンタクト忘れて裸眼で講義室まで行ったのにはある意味びっくりでしたよ。
ポケットにコンタクトレンズがあったから良かったものを。
むしろ、よく裸眼で寮の部屋から講義室まで行けたと思う!
だって私の裸眼って両眼とも0.01ですからね。
しかも思い返してみたらもっとびっくり。
全部階段使ってたよ(危険)!!
せめて眼鏡は掛けた方が良かったと思うよ、自分。
転げ落ちたらシャレにならないから(すっごくそんな自分を想像できる)。

昼は何故か副院長とカメ先生と言うよく解らない取り合わせに。
そして若手先生が結婚する話で盛り上がっているのを黙って聞いていた。
まぁ判らないしね(ここが出身大が違って困るところ)。
「やっぱ最近の若い先生は研修医時代に捕まえるんだなぁ」
捕まってるのもいるかもしれないけどね。
「で? 」
「……はい? 」
「女医さんはどうなのかな。やっぱ医者同士が多いの? 」
どうなんだろう。知ってる限りでは医者カップルが多い気がするけれど。
「知っている限りではそうですね。」
「まぁそうだよなー」
すっごい深々と頷く副院長もどうなんだ。
「男って変にプライドが高いからさー奥さんの方が給料高かったりすると結構駄目だったりするのよ」
「まぁ、そ、そうでしょうね」
「極稀に主夫になってくれる旦那とかもいるけど」
ハウスハズバンドについてしばらく話題が沸騰。
「でも、そんなのごく僅かだから、先生はやっぱり医者が良いよ」
はぁ。
「で、夏風先生、良いかい? 」
身を乗り出してきました。
「良い相手って言うのはね。若い先生じゃないんだよ」
はい?
「一番良いのは、ちょっと歳いってて」
いきなり年齢高め設定ですか(苦笑)。
「真面目すぎるとか誠実すぎるとか無口だとかで意外と行き遅れた人がいるのよ」
まぁいるだろうね。
「俗に変人って呼ばれる人だ! 」
ごめんなさい、カメ先生!
世の中の真面目な人に謝ってーっ(笑)!!
「そう言う人ってね、面白味がないとか女心が解ってないとか言って多くの女性は見向きもしないんだけどな」
まぁ付き合ってて無味乾燥っぽいよね。
私は何か落ち着きそうで良いと思うけど(もうある程度達観したらしい)。
「良い彼氏にはならなくても、良い旦那、良い父親にはなるんだよ! 」
「なるほど」
もう私は既に爆笑していたりする。
副院長はカメ先生を呆然と見てるし、カメ先生はそんなのお構いなしだし。
「つまり、先生が狙うべきは真面目で無口で変人の行き遅れたドクターだ! 」
「……わかりました」
解って良いのか、私。
要約すると
①真面目過ぎる ①'誠実過ぎる
②面白味がない ②'無口
③変人
④歳いってる
⑤売れ残り

ってことですね。どこからツッコミ入れるべき?
取り敢えず当てはまる人、この院内にも数人いるけどさ……。
第一、うちのシスコン駄目兄貴(外科的設定)なY先生が既にほぼ完全該当してますよ(笑)!?
そして、多分その場にいたアニー先生はそれに気付いたらしくすっごい笑いを堪えてた。
「そう言う男の心の隙間にすーっと入り込めば簡単だから! 」
否、何言い出すよ、本気で。
「夏風先生にならできる! 俺、楽しみにしてるからね!!」
だ か ら 何 を !!
副院長よ、彼を止めて……どう考えても私が羞恥プレイを喰らっていると思うんだ。

さてさて、今日はそんなY先生の誕生日である。
早めに終って時間ができたので、汗ぐったりの状態でそのまま行くのは気が引けたからお風呂に入ってから行った。
どうも内科は勉強会で外に……うん、知ってた。
「なっちゃんは良いの? 」
「私、内科じゃないもん」
まだ小児科だもん。
そして看護師さん2人のよく解らないレクチャーがあったり。
男の転がし方みたいな。
因みに、Y先生曰く彼女達の言葉を鵜呑みにしちゃいけない。
「……つまり、Yは私達によって穢れるなっちゃんを見たくないんだね」
「確かにうちらはなっちゃんのピュアさに比べたら汚れてるけどさぁ」
そこは解らないが、私は何故かまっ白な設定である。
どっちかと言うと腹黒いと思うのだが。
で、やっぱり結局のところY先生は何考えてるかよく解らない変人な中年だと言う結論になる。
誕生日なのに結論が駄目兄貴だなんて(欠席裁判)。
そこまでよく解らない訳じゃないが……だんだん解ってしまっている私は多分一緒にいすぎなんだ。
そしてF先生とY先生が合流してやっと会が始まった。
とは言え普通に食事会なのだけれど(笑)。
まぁ結局のところ、Y先生は渡部陽一と同じ空気はするが、渡部陽一の方が陽らしい。
それで良いのか。
色々話して、ケーキと一緒に写真撮って、還暦の写真みたいだよねと笑うとか(まだ18年あるのに)。
やっぱりハーレムより父を囲む娘達の構図……落ち着きって凄いよね。
そして、本当にぶっきら棒にプレゼント渡しました。
私って可愛くない妹だから。ツンデレのツンだから(笑)。
「別に、気に入らなかったら着なくたって良いんだからねっ! 」
「いやいや……勿論、着ますよ」
普通に超笑顔になってくれました。わぁい☆
しかも看護師さんとF先生の反応も良かったので一安心でした。
「これ着たら、Yも少しは格好良くなれるんじゃない? 」
「……良かったぁ」
デレるのも早いけどね。
看護師さんは前にF先生にもあげていたバラのブリザーブドフラワーをあげてました。
青のバラ。
実は私も看護師さんからホワイトデーのお返しで貰いました。私のは赤。
因みにもう一人の看護師さんも誕生日が2月ってことで貰っていたのですが彼女は黄色。
そこで花言葉の話に。
「赤は情熱とか愛の告白とかさ」
「黄色は? 」
「……」
言って良いのか? 私の知ってる黄色のバラってあんま良い意味ないんだけど?
「何だ知らないのか? 調べようか? 」
「待って、Y先生……知ってるけど、言って良いか悩んでるの! 」
この人の場合は本気でサラッと調べて言うから!!
「良いよ、言って! 」
貰った側とあげた側が聞きたがったので、まぁ言いづらいけど言った。
「……裏切りとか、不貞とか」
その間にスマートフォンで調べたY先生が目を輝かせたよ。子供ですか。
「合ってる! 凄いな! 」
「否、まぁ……それはどうも」
「で、青は? 」
「青は不可能、ありえないものって意味のあるけど……後は奇跡とかね」
また調べて、合っていたらしく感激された。
「何で知ってるの? 」
そりゃあ小説のネタに使えるからだよ!!
「なっちゃんって、本当に医者になるべき人じゃないよね。むしろ医者でいるなんて勿体ない」
今日の彼女にとっての雑学は多分1年に4回土用があるってのとバラの花言葉である。多分。
これは常識の範囲だろ。
「私は白いバラを贈られたいの」
「何で」
「私はあなたにふさわしいって花言葉だから」
そんな風に自信満々な告白をされたいよね。
そんな夢見がちなのはどうでも良い。

帰宅後、お礼のメール貰いました。
「ありがとう。誕生日祝ってもらったのなんて数十年ぶりでした。早速週末着て床屋に行きます」
彼の出掛け先で他人に見せるって言ったら床屋くらいだからな。
是非きた姿を見てみたいものです。
ちゃんと似合ってるかなぁ(びくびく)。

2011/03/08 19:09

半落ち(体力的に)
本気でダウンしかけてインフルエンザ検査をさせられました。
取り敢えず陰性なので出勤。
小児科に感冒は付き物なのです。
でも鼻汁は本気で久々だ。しかもアレルギー性鼻炎かと言わんばかりの水様性鼻汁である。
まぁきっと葛根湯の服薬が甘かったんだと思うので、徹底します。

信楽焼先生に遭遇していつもの質問をされた。
「小児科ライフはどうですか? 」
「風邪引きました」
笑われました。
そうですよ、笑い事ですよ、これはもう!

ちゃんとパルスしよう。
小児科名物感冒感染したかもな夏風馨です。
こんばんは。
本気でまずいです。
これはまずいですよ、本当に。
そんな訳で本日から葛根湯飲んで寝ます。

おやすみなさい。


思い出したので。これだけ。
あ、Y先生信奉者はどうも私が第2希望になったらしく、大変な事になっています。
取り敢えず捕獲してきます。
目が合ったら追いかけてきます(笑)。
そして、訴えられても困ることを訴えてきます。
「Y先生に逢いたいの」
うん、困ったね。どうしようか。
「夏風先生にも逢いたかったの」
そんな感じです。
ギネにいた時よりも接触が密な気がします。
何故他科にてY先生の影響をこんなに受けなければならないのか。
そりゃあF先生からブラックなことも言われますがな。
「いっそ、言ってあげたら。Y先生はうちに毎週ご飯食べに来る仲ですが何か、って」
ブラック過ぎる!
おばあちゃまの夢壊しちゃ駄目!
シスコン駄目兄貴(外科的設定)だなんて知ったら卒倒しちゃうから(笑)!!

そして、Y先生のシスコン駄目兄貴っぷりについてF先生から色々言われていたら本人が現れた。
またケーシー全開で検査着(着方が雑)!
「「ありゃ、駄目だ!! 」」
妹達が全力で許せないと思った瞬間であった。
本当に酷過ぎる。
流石に言われてケーシーは閉めたけど。
酷い。本当に酷い。
こんな人に恋しちゃ駄目だよ、おばあちゃま……。

う、寝る。
もう、寝る……っ!!

2011/03/06 20:17

悩み歩いた結果。
結局服を買うことに決めた夏風馨です。
こんばんは。
昨夜、F先生に相談メールしたら服が良いと返事が。
しかも惚気付き(笑)。
そこと同類じゃないんだってば。
シスコン駄目兄貴(外科的設定)なんだよ、相手は!
あなたの彼氏とは違うんだけどねぇ。
でも、Y先生の私服の酷さは定評があり過ぎて大問題ではある。
妹的に駄目兄貴が外見から駄目で良いのか!?
……ってことになる訳ですね(酷)。
確かに、あれは酷い。

Y先生の私服であるが、それはもう酷い。
もう既に麻痺しかけていたが、トラウマになるほど酷いんだって。
縦ストライプ on 縦ストライプですよ。
あれは……ダブルストライプ事件ですよ。
たとえるならば、かつて某番組で櫻井翔氏が巻き起こしたダブルパーカーの破壊力を遥かに凌駕するレベルでした。
もうあれは人としてどうなのレベルにショックだった。
だって、酷いんですよ。
顔は良い方だし、背もあるし、声も良いし、性格も良いけど……服装が駄目ってもう。
そりゃあ私も知ってるけどさ。
Tシャツの色がケーシーに写って赤くなってたり(外科で超有名になってた)。
暑いという理由でケーシーを全開にして歩いていたり(せめて長白衣にTシャツにして、と陰で言われている)。
挙句、院内でケーシー脱いで半袖Tシャツ1枚の単なるおっさんになってたり(看護師さん達が私に何とか上手く指摘してくれと言ってきた)。
更にその中のTシャツが意味不明な柄だったり(貰い物らしい)。
それなのにお洒落Tシャツが混じっていて、意外と似合っていたり(それは自分で買ったらしい)。
ってか、総じて言わせてもらうと貰い物のセンスが悪いのである。
今まで彼に服を送った人達、ちゃんと選んであげて!!
何と言うかマダムの趣味って解らないよね(そこに帰着する)。

そんな訳で、F先生のアドバイスに従い、私が着せたい服を探しに行くことに。
まぁこの小さな街で探すのだから限られてはいるが、そこまで急激にお洒落にできる訳もないし。
そもそも42歳に変に若いお洒落なんかさせたらおかしいからね!
だからと言って、歳相応の格好は似合わないだろうなと言う(外見年齢は-5歳“らしい”から)。
本気で右往左往した。
どうしよう、これとか着せたいけど、でも……そもそも長袖のTシャツなんて着てくれるのか!?
なで肩にこれは似合うのか(私が出逢った中で一番のなで肩男である)!!??
とか、果ては果たしてこのサイズで合うのか、とか。
悩んでいるところに看護師さんから何故か
「腕時計とか」
と言う、だからどう言う関係性だと思ってるんだとツッコミを入れたくなるアドバイスが飛んできて服にするって言ったらまたまた笑える一言が。
「ぷっ(≧з≦)Y先生の私服、ヤバイもんね! なっちゃんがオシャレにしてあげて! 」
ハードルが上がりました。
お洒落になれなかったらどうしよう。

よく考えたら男の人に服を選んであげるのが初めてな気がしてきた。
だって今まで付き合った人に……記憶がない、ぞ?
ネクタイをあげたことはある。
あ、2人で選んだってのはあった気がする。
でも1人で選ぶのは全然違うって事がよぉく解りました。
3時間くらい店で悩んで、1枚のつもりが2枚買ってしまうという。
赤味の入ったチェックのシャツと重ね着風のグレーの長袖カットソーにしてみた。
白のカットソーと悩んだけど、白は下手すると本気でおじさんに見えそうな気がしてひよった。
これ着たら、少しはお洒落さんに見える……とは思うけど、着てくれない気がしてきた。
うわーうわー。
寧ろこう言うのが似合わなかったらどうしよう(特にカットソー)。
そして男性ファッションセンスが私になかったらどうしよう。
ぜぃぜぃ。
……ちょっと、落ち着こうか、お嬢さん(誰)。
何でシスコン駄目兄貴にこんな時間を消費してるの、私??

で、それを挽回すべく、ずっと買おう買おうと思っていた折りたたみのミニテーブルと姿見を買った。
後はベッドの低反発マットとか低反発枕とか。
届くのは来週だけどね。

さぁ今日はもう休もう。
人を餌付けするってこう言うことなんだなと実感している夏風馨です。
こんばんは。
餌付けですよ、餌付け。
以前F先生を餌付けしかけたけど、そんなのもうどうでも良いくらい餌付け成功してしまった大食漢が1匹。
何て言うか、人の家に来てご飯1合食べていくとか凄いと思うんだ。
その食べっぷりが大好きだけどさ。
逆に言えば、食べない人は食べさせ甲斐がないので、一緒に食べたいと思わないよね。
Y先生は本当に美味しそうにたくさん食べてくれますから。
しかも男らしい食べ方で。最近の若者にない良い食べっぷりである。
食べ方だけは肉食系(笑)。

で、結論として。
Y先生が食べに来るのが当たり前な状況は完全に餌付けしたと言える。
本当に信楽焼夫妻は言い得て妙なたとえをする。
今日はふっと来る誕生日の探りを入れるべく、食事しようと誘ったのだが
「夕飯一緒に食べませんか? 作っても良いけど、食べに行っても良いよ」
半分くらい作るのが面倒だなと思った私がいる。
ってか、独身女性の家(一応、男も若干住んでるけど看護寮)に2週と開けずに食事しに来るのはどうなのと思う訳ですよ。
まぁ意外と小心者なくせに何故そこは気にしていないのか謎である。
「わかりました。どっちでも良いです。任せます」
おいおいおい。
任せますって言うのは作れと言ってるのと同義です(笑)。
何か食べに行ったら奢ってくれるY先生に食べに行こうとか言い辛いじゃん!
で、夕方。
結局どっちにするのかって感じのまま買い物中。
「で、どうするの? 作って欲しいの? 」
「うん」
あーそう。そうですよね。
「何が良いの? 」
「任せます」
ちょっとイラッとした。
「任せますが一番困ります。和風か中華か洋風のどれが良いの? 」
「中華」
「じゃあ、麻婆茄子するから! 」
豆腐が売り切れていたので、いっそ茄子にしてやれと言うY先生の好みに合ったチョイスをしている自分が一番憎たらしい。
そっから1時間で麻婆茄子を作ったのだが、結構面倒なんだよね。
材料全部みじん切りだし。ナスは下ごしらえで水にさらした上に油通さなきゃいけないし。
豆腐の1.5倍手間が掛かる。
でも、美味しかったので許す!
すっごい勢いで美味い美味いと食べてくれたので許す(笑顔)!
そして私がご飯1杯ちょっとで食べた量を、3杯ご飯食べたY先生は凄いと思う。
……因みに普段一人だったら1合のご飯を2,3日掛けて食べるが、Y先生が来ると1回で1.5合は軽くなくなる。

と言うか、彼はうちを何だと思っているのか、その後2時間以上テレビを観て寛いでいきました。
嵐にしやがれを2人で爆笑しながらソファで並んで観てるとか絶対におかしいよ、この構図。
うん、この人がいたら私に彼氏はできないと思った。
流石です、シスコン駄目兄貴(外科的設定)の策略ですか、これは。
「悪い虫が付いたら困る」
が、完全に体を張って実行されてるよ(以前言われた)。
まぁ……取り敢えず、当初の目的である誕生日の探りを入れた訳ですが。
「えー俺、別に欲ないしなー」
あなたは達観者ですか。解脱でもしてるのですか。
まぁ達観はしているが。
「あ、今日の食事がプレゼントで良いよ! 」
否、おかしいでしょうよ……麻婆茄子がプレゼントって(笑)。
「だって、俺、本当に何にもないしー」

ああ、もうこうなったらF先生と看護師さん達に訊こう。
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